KTCグループで叶える「私らしいキャリア」
”夢”を実現するための2人の選択とは
2025.07.31
KTCグループを支える仕組みとして「KTC協育プラットフォーム」があります。立場やサービスを超えて人が循環し、お互いに協力し合うことで、日々成長の機会を提供し続けています。
今回は、KTCグループのキャリアパス制度を使って“私らしいキャリア”を叶えた社員を紹介します。KTCグループには国内外あわせて約70の会社があります。グループ内でスタッフが異動してさまざまな経験・価値観を培うことが、お客さまにより良いサービスを提供することにつながっています。
KTCグループのキャリアパスとは
KTCグループでは、営業職や講師、保育士、児童指導員、施工職人など、さまざまな職種に就くことができます。スタッフ一人ひとりの自己実現を応援する制度が「KTCキャリアパス制度」です。この制度では『キャリア面談』や『部署異動』を通じて、スタッフのキャリア形成をサポートしています。
学生時代の夢を叶え、日本語教員として働く城川真紀さん

―城川さんのキャリアを教えてください
2021年に個別指導塾「ナビ個別指導学院」の販売会社に新卒入社しました。小学生から高校生のお子さまがいるご家庭を対象に「ナビ個別指導学院」をはじめとする塾の営業をしていました。2022年に「ナビ個別指導学院」の指導部へ異動し、2年間教室長として勤務しました。講師たちと協力しながら、子どもたちに勉強面や生活面の指導をしていました。そして、2025年に「KTCキャリアパス制度」を活用して、夢だった日本語教員になるために日本語学校「日本東京国際学院」に異動しました。
―「日本東京国際学院」に部署異動したのはなぜですか
大学時代、日本語教育課程を専攻していました。実は、就職活動をする直前まで日本語教員を目指していました。ただ、就職活動時期がコロナ禍だったため、外国人留学生の受け入れが非常に少ない時期でした。それに伴い、日本語学校の求人募集も少なく、あきらめざるを得ない状況でした。そのため、大学時代に履修していた教職課程をいかせる仕事がないかと考え「ナビ個別指導学院」の販売会社へ入社しました。
入社前は、日本語教員として働くには転職するしかないと思っていました。入社後、KTCグループに日本語学校があると知り「KTCキャリアパス制度」に挑戦することにしました。転職せずにグループ内で部署異動することで、目指していた職業に就くことができ嬉しいです。
―夢だった日本語教員になってみていかがですか。どのような仕事をしていますか。
現在(2025年6月取材時)は研修中のため、授業のカリキュラムや進め方などを学んでいます。先輩の授業を見学させてもらうことで、実践に向けて準備をしているところです。来月からは授業を担当する予定です。また、7月には新しい学生が入学してくるので、学生たちを受け入れる準備をしています。
これまで営業職でコミュニケーションスキルを、指導職では勉強面や生活面に関する指導スキルを培ってきました。本格的に日本語教員として働くのはこれからですが、これまでのキャリアがすべて、今につながっていると実感しています。
―城川さんが描く日本語教員としてのビジョンを教えてください
まだ異動して1ヶ月なので、これから日本語教員という仕事の魅力や、やりがいを見つけていこうと思っています。先輩から「学生が一人で電車に乗れるようになったり、日本での生活に慣れた様子を見れたりするとすごく嬉しい」と聞きます。なので私も、学生の成長を実感できる瞬間が一番のやりがいになるのではないかと想像しています。
すごく先のことまで考えているわけではないですが、この学校で日本語教員としてたくさんの学生の成長をサポートし、見送ることができる立場になりたいです。
「子どもとより深く関わる仕事がしたい」という想いを実現した大中愛美さん

―入社してから現在に至るまでの想いについて聞かせてください
「子どもに関わる仕事に就きたい」という想いで、2020年に子ども英会話「ペッピーキッズクラブ」の販売会社に新卒入社しました。約5年間、営業担当として地域のご家庭や保育園、幼稚園に「ペッピーキッズクラブ」の営業をしていました。
営業の仕事も好きだったのですが“より深く子どもと関わることができる仕事”をしてみたいと思うようになりました。そんな時にグループ内に、放課後等デイサービスや保育園、学童保育など子どもと関わりながら働ける部署があることを知りました。自分のやりたいことを叶えながら、地元で働き続けられる「放課後等デイサービス はぐぽん」を選択しました。2025年4月に「KTCキャリアパス制度」を活用して異動が叶いました。
―何度も「KTCキャリアパス制度」に挑戦されたと聞きましたが、どんな想いでしたか
部署異動は人員募集の有無や希望者の経験・スキルなど、さまざまな要素を総合的に考慮し、最終決定されます。「KTCキャリアパス制度」も同様です。この制度では異動の有無に関わらず、希望や現状をヒアリングする面談が行われます。初回の面談で「放課後等デイサービス はぐぽん」で勤務するには“一定の経験や資格”が必要であることを教えてもらいました。「大中さんの経歴を踏まえると異動に向けて保育士資格を取得するのがいいのではないか」と面談担当の方からアドバイスをもらいました。そのため、通信教材を使い、仕事終わりや休日に保育士資格の勉強に励みました。
「子どもとより深く関わりサポートできる仕事をやってみたい」という想いを伝えたかったため、資格取得するまでの間にも計6回制度を使ってアピールを続けました。無事、保育士試験に合格して異動が決まった時はとても嬉しかったです。
―日々、子どもたちと関わる中でやりがいを感じる瞬間はありますか
「放課後デイサービス はぐぽん」ではお子さまをお預かりしている時間の中で、学校の宿題をする、おやつを食べる、遊ぶ、アクティビティの体験をするなどさまざまな活動を行います。
子どもたちは一人ひとり得意なことや苦手なことが違うので、個々に合ったサポートをしています。「苦手なことに前向きに取り組めるようになった子どもたち」を見れることがやりがいです。それが私のサポートがきっかけだったときは、さらに達成感が感じられます。子どもたちが笑顔で過ごしてくれていることがなにより幸せです。
営業職時代に、子どもだけでなく保護者の方々とも関わる機会が多く、保護者の方がお子さまのことをどれだけ想っているのかを身近に感じてきました。今も送迎時に保護者の方とお話しする機会があり、どんなところをお伝えすれば安心してもらえるか、喜んでもらえるかを意識しています。その積み重ねが信頼関係の構築にもつながっていると思います。これまでの経験が今の仕事にいかされていると感じています。
―今後、どのように子どもたちと関わっていきたいですか
「放課後等デイサービス はぐぽん」に異動して2ヶ月ぐらいなので、まずは、教室でお預かりしている子どもたちと信頼関係を築いていきたいです。そして、1年後、2年後でもいいので、子どもたちが「自分は○○ができるようになった」と自分の成長を実感してくれると嬉しいです。そのためのサポートを日々頑張りたいです。
“社会人になる前から持っていた夢”や“社会人になってから生まれた夢”など夢は人の数だけあります。スタッフはKTCグループの多種多様な事業・サービスで幅広い世代のお客さまと関わります。お客さまとの“つながり”を通じて、経験を増やし、価値観を広げさせていただいています。さまざまな想いを持つスタッフがいるからこそ、お客さまに寄り添ったサービスの提供につながっていると感じています。
日本語学校「日本東京国際学院」
https://jtis.tokyo/
KTC放課後等デイサービス はぐぽん
https://www.ktc-houkago.jp/day/